フィンランドのロヴァニエミには「サンタクロース村」があり、
本物のサンタクロースに会うことができる夢のような場所です。
この記事では、2025年の9月末に実際にサンタクロース村に行ってきた体験から、
アクセス方法や、具体的にどんな体験ができるのかなどを詳細にご紹介します。
これから訪れる予定のある方は
是非参考にしてみてください!
サンタクロース村ってどんな場所?

サンタクロース村では、「本物のサンタクロース」が働いており、
1年中サンタさんに会うことができます。
サンタさんがいるサンタクロースオフィスのほかにも、レストランやお土産ショップ、
宿泊施設から手紙を出せる郵便局まである
テーマパークです。
住所
フィンランドの中央からやや北部の街・ロヴァニエミに位置しています。

施設内には北極圏との境界線もあります。
主な施設の営業時間

サンタクロース村自体は24時間空いていますが、季節や施設ごとにそれぞれ営業時間が異なります。
メインの施設の営業時間は以下の通りです。(2025年11月現在の情報です。最新情報は公式HPよりご確認ください)
サンタクロースオフィス
2025年 11/17-11/30
9:00~19:00
2025年 12/1-2026年 1/4
8:00~20:00
2026年 1/5~3/31
9:00~18:00
インフォメーション
2025年 11/15-11/30
9:00-18:00
2025年 12/1-2026年 1/5
9:00-20:00
クリスマスハウスショップ(お土産ショップ)
2025年 6/1からオープン
7:00-22:00
他施設や最新の営業時間は下記公式HPより確認できます。

入場料はいくら?
サンタクロース村に入るのに入場料はかかりません。
それぞれのアクティビティに支払うようになっています。
目安の滞在時間

閑散期であれば4~5時間ほどで楽しめると思います。
私たちが訪れた9月末は、まだ混雑はしていませんでした。
私たちはインフォメーションのオープン時間10時頃に到着。
サンタクロースとの記念撮影やお土産購入、
ランチやショッピングを楽しんで
15時半頃まで滞在しました。

繁忙期のクリスマスシーズンは混雑するので
時間には余裕をもって計画してくださいね!
サンタクロース村へのアクセス方法
ヘルシンキ~ロヴァニエミ

アクセス方法は飛行機、または寝台列車の2通りです。
飛行機の場合は直行便で1時間15分程。
フィンエアーもしくはノルウェーエアスウェーデンの2社です。
移動時間を短縮して早く到着したい方にはおすすめです。
寝台列車の場合は約12時間程。
個室の席を取れば、横になって眠ることができ、朝起きたらロヴァニエミに到着しています。

私たちは寝台列車で往復しました!
シーズンによって異なりますが、
私たちは2人ひと部屋2万円程で予約できました。
ホテル代一泊分も節約できるため、旅費の節約をしたい方、寝台列車に興味のある方はこちらがおすすめです。
ロヴァニエミ~サンタクロース村

空港から直接向かう場合はエアポートバスが運行しています。
ロヴァニエミ市内からは、路線バス(8番)でサンタクロース村に行くことができます。

私たちはアークティック ライト ホテルに滞在していましたが、
Pohjanpuistikko Pから路線バスに乗車しました。
路線バスの金額は片道大人3.6ユーロ、子ども1.8ユーロです。
支払い方法は、バス車内でクレジットカードタッチ決済が可能です。
サンタクロース村でできること5選
本物のサンタクロースに会って記念撮影

サンタクロース村で体験できる一番の目玉といっても過言ではない、
サンタクロースミーティング。
サンタクロースには無料で会うことができ、
撮ってもらった写真や動画を購入する際に
料金が発生します。
料金は以下の通り
・現像した写真 40ユーロ
・写真と動画のデータ 55ユーロ
・現像した写真+データ 80ユーロ
ここは人気スポットで混雑するので、
早めに向かって並ぶことをおすすめします。
9月末はハイシーズンではなかったため、
待ち時間30分程度でした。
サンタクロースオフィスの入り口で、
クリスマスプレゼントが30ユーロで販売されています。
ここでプレゼントを購入すると、
後でサンタクロースから手渡しでプレゼントを受け取ることができます。

ちょっと高いけど、記念にひとつ購入しました。

ちなみに中身は11月現在あけていません。
クリスマス当日に開封しようと思っています。
その後は、クリスマスの美しい装飾に彩られたオフィスをぐんぐん進んでいきます。

日本への贈り物がきちんと仕分けされていたり、子どもたちからのお手紙が飾られていたりととても素敵な空間でした。


そしてようやくサンタクロースと面会です。
サンタクロースミーティングは
自分のスマホやカメラでの撮影は禁止で、
スタッフの方が撮ってくれた写真や動画を購入するシステムです。
サンタクロースとの面会時間は30秒程、という口コミを見かけましたが、
私がプレゼントを購入していたからか、数分間サンタクロースとの時間を過ごしました。
どこから来たの?あなたが来ることはエルフから聞いていたよ、等会話を楽しみました。

前に並んでいた小さな女の子は、その場でお手紙を渡していました。
サンタクロース村から手紙を送れる

サンタクロース村には郵便局があり、そこから手紙を投函すれば世界中に手紙を出すことができます。
特に、赤色のポストに投函するとクリスマスに合わせて手紙を配達してくれるそう!
ポストカードと国際切手は郵便局やギフトショップで購入可能です。
私が幼いころ、両親がフィンランドから本物のサンタクロースの手紙を準備してくれていたのがとても嬉しい思い出だったので、
その返事としてサンタクロース村から両親宛てに手紙を出しました。
北極線をまたげる

サンタクロース村の敷地内には
北極圏との境界線があります。
北極圏に入ることはなかなかできない体験なので、ここも見どころポイントです。
ロヴァニエミ・クリスマスグッズのお土産探し

サンタクロース村にはいくつかお土産ショップがあります。
クリスマスグッズはもちろん、ロヴァニエミのお土産やムーミンショップまで!
防寒グッズも多数販売されていたので、想像以上に寒かった場合も対処できそうです。
スノードームやロヴァニエミ限定のオーナメントなどを購入すれば思い出になること間違いなしです。
サンタクロース村ではショッピングも楽しめる
お土産ショップだけではなく、
マリメッコやイッタラ、PENTIK等のフィンランドブランドのショップも併設されています。
ここのムーミンショップでは、
ヘルシンキでは売り切れていた80周年のムーミンマグがありました。
もしかするとヘルシンキで見つからなかったアイテムが見つかるかも!
行く前に知りたい注意点
秋のロヴァニエミでの服装

9月末に訪れた時の服装は以下の通りです。
・ニット
・ダウン
・デニム
防寒はしていきましたが、室内も多いためマフラーや手袋などはしませんでした。
それでもあまり寒さは感じなかったので、
上記の服装でちょうどよかったと思います。
ただし冬に行く場合はとっても寒くなるので、最大限の防寒をしていきましょう。
混雑状況
9月はオフシーズンだったのでそれほど混雑もしておらず、
サンタクロースミーティングやレストランなどもそれほど並ばずに入れました。
これも繁忙期のクリスマスシーズンになるとサンタクロースに会うのに1時間以上待ったとの口コミも見かけたので、
混雑を避けるために秋に訪れるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はフィンランドのサンタクロース村へのアクセス方法や楽しみ方についてご紹介しました。
子どもの頃、本物のサンタクロースからのお手紙をもらった経験が嬉しくて、
ずっと恋焦がれていたサンタクロース村に来ることができて感無量でした。
サンタクロースとお話したときは興奮しすぎて、何をいったか覚えていないほど!
クリスマス・サンタクロース好きの方は是非訪れてみてください。
