海外駐在準備の悩みの種の1つに、「日本食って何をどのくらい持っていくべきか」というような、食事に関する不安がありますよね。
最近の日本食ブームのおかげか、
想像していたよりもスーパーで日本食や調味料を見かけるものの、
やはり限られたものしかなく、味も少し独特なものが多いです。
そしてもちろん、価格も高めです。
海外駐在中は日本食がとにかく恋しい!
そこで今回の記事では
海外生活での日本食欲を満たすために、私たちが実際に持参してよかったと感じた食品をリスト形式でご紹介します。
重要度を★3段階で記載しているのでそちらも参考にしてみてください。
なお、日用品編は別の記事でもまとめているので
気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。
海外駐在で日本食を持参する際の注意点
食品の中には、持ち込みが禁止されていたり、量が制限されているものがあります。
代表的なルールとして、「肉を含む食品は持ち込み不可」です。
私が今住んでいるスイスをはじめとして、多くの国で禁止されています。
なお、「肉エキス」も同様にNGです。
多くのお菓子やカップラーメンなどのインスタント食品に入っているので注意してください。
肉エキスは、コンソメパンチ味のポテトチップスや、カップヌードル、カレールー、パスタソースなど、想像以上に幅広い食品に入っているよ!
また、スイスでは肉製品のほかにも、
果物や生鮮食品、乳製品、卵(卵を使用している食品も含む)が
持ち込みはNGとなっています。
なお、持ち込みに制限があるものの代表例は「お米」。
スイスでは持ち込める量は20kgまででした。
またアルコール類も制限の対象となります。
食品の持ち込みは、国によってルールが定められています。
必ず渡航先の最新の規程を確認してください。
以下のサイトで、食品の成分表をまとめてくれている方がいらっしゃいました!
私はスーパーでひとつひとつ裏面の成分表を見て「肉エキスや乳製品などは入っていないか?」と確認しましたが、結構大変だったので事前にチェックしておくと便利です。
成分表を事前に確認したい方はこのサイトをチェック
調味料系:海外駐在中も慣れ親しんだ日本食を再現
リスト
スイスでは外食するのもかなり高いので、我が家では基本的に日本食を作っています。
海外駐在というストレスがかかる環境には、慣れ親しんだ日本食が心の支えになってくれることも。
比較的現地でも手に入れやすい調味料
スイスの一般的なスーパー(Coop、 Migros)の大型店舗には、日本食コーナーがあり、
お醤油やみそなど基本的な調味料であれば販売されています。
お醤油は主にキッコーマン製品が、数種類販売されていましたが、
みそやみりんなどは、日本では見かけないブランドのもののみ販売されていました。
また、スイスで販売されているドレッシングは、フレンチかイタリアンで
その2つであれば、簡単に購入可能です。
ただ、日本のようにバリエーションはないので、
お気に入りのものがあれば持参しておくとよいかもしれません。
基本調味料以外は日本食スーパーで購入可能
めんつゆやポン酢など、基本の調味料以外は日本食スーパーでしか手に入れることはできません。
しかし、大きな日本食スーパーであれば、
ポン酢や白だし、オタフクソースなどの幅広い調味料も揃います!
ただし、値段はびっくりするほど高いです。
オタフクソースが1本1,400円ほど…
レトルト食品系:慣れない海外駐在生活の強い味方
リスト
魚缶を重宝している理由
スイスには海がないので、シーフードが手に入りづらく、
限られたスペースに陳列されている魚といえば、サーモンや、マスなどの淡水魚で、
サバなどの青魚が手に入りづらいのが現状です。
しかし鯖缶やツナ缶などを持参しておけば、
そんな環境の中でも、不足しがちな魚を簡単に取れるので重宝しています。
賞味期限も持つので、長い海外駐在生活にもピッタリです。
即席レトルト食品で楽する日を設ける
そのほか即席でできるレトルト食品があると、疲れた日や帰宅が遅くなってしまった日などの強い味方になってくれます!
カレーを持ち込みたい場合のおすすめ商品
ほとんどのカレールーには肉エキスが入っているものの
S&Bの赤缶カレー粉には含まれていないので、もしカレー粉を持参しようと考えている場合にはおすすめです。
現地のスーパーでもカレー粉は買えるよ!
レトルト食品は現地で買える?
レトルト食品は日本食スーパーで売ってはいるものの、種類はかなり限られています。
お気に入りのものは持参しておきましょう!
その他:持っておくと便利な日本食
リスト
乾麺はあって損しない理由
乾麺は賞味期限も比較的長く、しかも軽いのでたくさん持っていきやすいです。
海外で麺類といえば「パスタ」一択になってしまうので、
食事のバリエーションを増やすためにもとっても便利です。
また、海外でラーメンを食べようと思うと数千円という驚愕の値段です。
自宅で作った方が安くておいしくできます。
スイスのラーメンは5,000円程するわりに、味はそれほどでもないんだとか…
日本食ならではの海藻
海外では海藻類を食べる習慣がないので、普通のスーパーでは手に入りません。
ただ海藻はビタミンやミネラルが豊富なので、健康のためにも日常的に食べたいと思い、持参しました。
日本のお菓子を持参する際の注意点
ふいに日本のお菓子が恋しくなることがあります。
そんなときにストックがあると、とても幸せな気持ちになります。
ただ、お菓子にも肉エキスや乳製品が含まれているものがあり、それらの持ち込みは不可です。
ポテトチップスなどのスナックには肉エキスが使われているケースが多く
チョコレート系のお菓子はほとんど乳製品が入っているので、持参できるお菓子は限られています。
購入前にしっかり成分表をチェックしましょう!
私たちはグミやおかきをメインに持参しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
持ち込み不可や制限はあるものの、慣れない海外駐在生活を生き抜くためには
慣れ親しんだ日本食が活力になってくれます。
最後に、上記で紹介した中でも、特に優先度が高いと感じた「★★★」のものをまとめておきます!
ぜひ参考にしてみてくださいね!