硬水の国スイスで失敗しない洗濯機の使い方|便利な洗剤・柔軟剤を紹介

スイス生活情報

スイスの洗濯機は選べる洗濯モードが多かったり、
硬水で洗濯するため気を遣う必要があったりと、
日本の物と比べると少し複雑。

そこでこの記事では、スイスの洗濯機の使い方を中心に、
硬水対策や洗剤の選び方、設定モードについて詳細に解説します!

洗剤の量から入れる場所まで細やかに説明して、
初めてでも安心して洗濯ができるような情報をお伝えします。

スイスで洗濯機を使う基本的な手順|硬水対策のポイントは洗剤選び!

まず洗濯の基本的な手順について簡単にご説明します。

これを抑えれば簡単!スイスの洗濯機の基本手順はこちら

  • 洗濯物を入れる
    →日本と同じ要領でOK!
  • カルキ抜きを入れる
    →引き出し部分の左端のポケットに入れる。
  • 洗濯洗剤を入れる
    →Step2と同じところに入れる。固形タイプは洗濯物を入れる前に洗濯槽に
  • 柔軟剤を入れる
    →中央部の花柄マークの箇所に入れる。
  • 設定モードを選択
    →通常の洗濯なら「Bunt/couleur」か「Pflegeleicht」
  • スタートボタン

以下各ステップの詳細をご紹介します。

Step1. 洗濯物を入れる

日本と同様に、洗濯槽内に洗濯物を入れます。

スイスの洗濯機は威力が強いので、
我が家では衣類や下着は必ず洗濯ネットに入れて洗濯するようにしています。

注意点!硬水による色移りを防ぐための洗剤選び

硬水で洗濯をすると、その影響からカラーの洗濯物は色落ちしやすく
白い洗濯物はグレーに黒ずみやすかったり、色移りしやすくなっています。

そのため、スイスではカラー物と白物は別々で洗濯することが主流で、
洗剤も「カラー専用」、「白物専用」の洗濯洗剤がそれぞれ販売されています。

ドイツ語はまだ理解できませんが、
商品に「COLOR」の表記の有無で、どちらの洗剤か見分けています。

以下、左がカラー用洗剤、右側が白物用洗剤です。

Step2 硬水対策に必須|カルキ抜きを入れる

カルキ抜きの入れる場所と量

スイスの洗濯機には引き出しがついており、
その中は3つに区切られているので、一番左に入れます。

カルキ抜きには液体タイプと固形タイプがありますが、入れるところはどちらも同じでOK!

入れる量については商品の裏面に記載があります。

硬水地域ではキャップ一杯の50ml,
かなり硬度が高い地域ではキャップ一杯+2/3杯の83ml入れる必要があります。

我が家では50ml入れています!

カルキ抜きを入れる理由

硬水には軟水よりもミネラルが豊富に含まれており、それにより2つの悪影響があります。

まず1つ目は、洗濯機内に水垢(カルキ汚れ)がたまってしまう点です。
たまり続けると、ホースなどにこびりついて最終的に洗濯機が壊れてしまう恐れもあります。

2つめは、軟水に比べて洗浄力が弱い点です。
これでは洗濯している意味が半減してしまいます。

これら2つの問題を解決してくれるのが「カルキ抜き」です。

スイスで広く使われているのは「カルゴン」という商品。
こちらを洗剤と一緒に使うことが必須です。

Step3. 洗濯洗剤を入れる

洗濯洗剤を入れる場所と量

液体洗剤の場合はカルキ抜きと同じ、一番左に入れます。
固形タイプなら洗濯物を入れる前に洗濯槽に入れましょう。

入れる量は、洗濯物の量と汚れ具合によって異なります。
こちらも詳細は商品の裏面に記載されています!

上記は液体タイプの洗剤です。

4~5kgの洗濯物量では、
中硬度のエリアであれば、汚れの度合いにあわせて40ml~65ml,
高硬度のエリアであれば、汚れの度合いにあわせて50ml~80mlほどと記載があります。

我が家では、通常の洗濯であれば液体タイプなら50mlから65ml
固形タイプなら1つ入れて洗っています。

これまでのところ、汚れが落ちていないと感じたことはありません

Step4. 柔軟剤を入れる

硬水の影響で洗濯物が硬くなりがちなので、柔軟剤を使うことをおすすめします。

海外の柔軟剤って香りはきつくないの?

いつもブルーの柔軟剤を使っているけど
香りも強すぎず、使いやすいと感じています!

柔軟剤を入れる量と場所

入れる箇所は、引き出しの中の真ん中のゾーン。花柄のマークがある箇所に入れます。

入れる量は、洗剤と同様洗濯物の量によりますが、
我が家では、いつもキャップ一杯弱を目安に入れています!

Step5. 洗濯モードを設定する

日本よりも選べるできる洗濯モードが多いスイスの洗濯機。
モードはもちろん、水温やすすぎの回転回数までカスタマイズできます。

通常の洗濯だと、「Bunt/couleur」(カラー衣類用で通常モード)か、「Pflegeleicht/synthetiques」(合成繊維で、特に洗濯で気を遣わない衣類)のモードを使うことが多いです。

そのほか必要に応じて、ジーンズを洗うときはジーンズモード(下の画像①)、
ニットやおしゃれ着などの繊細な衣類は手洗いモード(下の画像②)で洗うこともあります。

そのほか、ワイシャツを洗う「hemden/chemise」モード(下の画像③)などもあります。

参考①

それぞれモードを選べば、温度や回転数は自動で設定されますが、変更することも可能です。

我が家で衣類の痛みを軽減させるため、40℃で回転数は800と、
デフォルトよりも温度を下げて、回転数を減らして洗濯しています。

これまでのところ、水温と回転数を変更しても洗濯具合に不備は出ていません。

日本では水で洗うのが基本ですが、スイスでは温水で洗います。
最高温度が90℃まで選択できるので、ほぼ煮沸殺菌に近い洗い方も可能です。

それだけ衣類は傷みやすくなってしまいますが…

Step6.洗濯スタート

▷のボタンを押して洗濯開始です。

なお、洗濯が終わった時にお知らせしてくれるような機能はついていません!
ついつい忘れてしまったことも何度かあります。。。

スイスでの洗濯にかかる時間

スイスの洗濯機は洗濯にかかる時間がとても長く、おおむね3時間程かかります。

そのため、洗濯が終わるまで待っているか、
外出をしていても一度帰宅して乾燥機に入れなおしたり、干したりする必要があります。

洗濯に1日を振り回されます…

洗濯機によってはスピードモードもあるようで、
その場合は1時間程度で終わることもあるそうです。

スイスのアパートでは洗濯機は基本的に共有

スイスのアパートでは、自分の部屋の中に洗濯機がついていることは稀で、
地下に共用の洗濯機が置いてあるところが多いです。

アパートによってルールは異なるようですが、以下の3パターンが多いようです。

①洗濯できる曜日が決まっている
②洗濯したい日を紙に書いて予約する
③空いていればいつでも使ってよい

私は洗濯機の共用をどうしても避けたかったので、
「部屋の中に洗濯機がある」を優先して物件を探しました。

衛生面というよりは、ドイツ語ができないのでコミュニケーションが不安、
機械音痴なので共有の物を壊してしまったら…という不安が大きかったです。

スイスで購入できるおすすめの洗濯洗剤・柔軟剤

最後に実際に我が家で使っているカルキ抜き、洗濯洗剤、柔軟剤をご紹介します。

最もメジャーなカルキ抜き|カルゴン

スイスではこれ以外の商品を見かけたことがなく、
安物はあまり効果がないとも聞くので、カルゴンを使っています。

1本CHF10くらいするので、ちょっと痛い出費です。

日本でも有名な洗濯洗剤|アリエール

日本でもおなじみのアリエール。
アメリカの企業P&G社の商品なので、ヨーロッパでも手に入ります。

液体タイプはもちろん、日本でも販売されている便利なジェルボールタイプもあり、
耳馴染みのある商品なのでよく使っています。

そのほか「WASCHEN」と書いてある商品は洗濯洗剤なので、
選ぶ時の参考にしてみてください。

日本でも使っていた!?柔軟剤のソフラン

アリエールに引き続き、聞き覚えのある商品名の「ソフラン」。

アリエールと同じパターンなのかと思って調べたら、
日本で見かけるソフランは日本の大手企業「LION」社の製品で、
こちらで売っているのはアメリカの会社の「Softlan」だそう。

この記事を書くまで、日本のソフランと一緒だと思って買ってた…

とはいえ、使い勝手に困ることはなく、
香りも程よい甘さなので問題なく使っています。

ちなみにレノア(Lenor)も販売されており、こちらはアリエールと同様P&G社の商品で、
日本と大きく変わらない商品のようです。

ドイツ語で柔軟剤は「Weichspüler」なので、こちらが書かれている商品を選べばOKです。

まとめ

今回はスイスでの洗濯機の基本的な使い方についてご紹介しました。

日本の洗濯機の使い方と大きく異なる点は以下の通りです。

①硬水対策としてカルキ抜きを入れる
②色移りを防ぐためにカラーと白の洗濯物を分けて、洗剤も別のものを使う
③多彩なモードから選択、回転数や水温もカスタマイズする
④1回の洗濯に3時間もかかる

最初は少し複雑で戸惑うこともありますが、そんなときは今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。