駐在妻の孤独感を解消|海外での友達の作り方 人脈ゼロからの体験談

海外生活準備

駐在パートナーとして海外に住んでいる皆さん。
この記事にたどり着いたということは、あなたも多かれ少なかれ、
海外での暮らしに孤独感を感じていることと思います。

私も現在、夫の海外駐在に伴いスイスに住んでいますが、
こちらに来て数か月の間は、言葉や文化の違いに苦労する反面、
家族や仲のよい友達とは会えなくなり、
ビザの都合上、仕事もできないため組織への帰属意識もなくなり…

とにかく寂しさや孤独感と戦う毎日でした。

けれど数年にわたる海外生活、いつまでも家に一人で引きこもっているわけには行かない!と思い立ち、あれこれ行動してみた結果、

今ではありがたいことに、友達と楽しい日々を過ごすことができています。

この記事では私の実体験をもとに、
海外で友達がいることのメリットと、実際に友達を作るためのおすすめの方法を共有したいと思います。

駐在妻にとって、現地の友達がいるメリット

孤独感の解消につながる

言わずもがな、現地に友達がいることで、話を聞いてもらったり助け合ったりできるので、孤独感は低減します。

個人的には、駐在帯同中は「家族」という集団への依存度が高くなりがちなので、それ以外のグループに所属することで、寂しさを感じることが少なくなったな、と思います。

現地の制度や生活の知恵を共有できる

例えば、郵便の出し方電気代の支払い方スーパーのおすすめ商品など、調べてもよくわからない事柄を共有することができます。

しかもこのような生活情報は、意外と調べても出てこなかったり、情報が古かったりなど、答えにたどり着けないこともしばしば。

現地で賢く生きるためには、生きた情報を得る“コネ”がとっても大切!

生きた現地語・英語を学ぶことができる

語学学校に通っていても、文法の勉強やロールプレイングなどはするものの、日常会話を練習する場面って少ないですよね。

そんな時に、現地語を話せる友達や英語を話せる友達がいることで、より実践的な会話を練習することができます。

その言語を使わなければならない環境に身を置くことで、より使える会話力を身に付けることができるように感じています。

私が実際に挑戦した「海外での友達の作り方」

SNS活用|Instagramで同じ国・近隣の国に住んでいる人とつながる

今はSNSで世界中の人とつながれる時代。このツールを使わないわけにはいきません。

私はスイス用のアカウントを作って、同じ国や都市、近隣の国に住んでいる方をフォローしたり、コメントを残したりしました。

そんな中、ありがたいことにスイス在住の女性からDMで連絡をいただき、
カフェに行ったり食事に行ったりすることを通して、次第に関係を深めていくことができました。

その後、その友達が友達を紹介してくれて、また新たな人に出会って…という風に人間関係の輪がどんどん広がっていきました。

最初の小さな一歩が大事!

語学学校でつながる|現地の言語を学びながら友達の輪を広げる

「直接会える」「定期的に会える」「同じ目標(困難)を共通して持っている」という観点から、友達になりやすいなと感じました。

例えば、授業でわからなかったところを教えあったり、授業終わりに一緒に帰ったりする中で
自然な流れで友達を作りやすいと思います。

私はドイツ語のコースに通いながら、授業外では英語でコミュニケーションを取っています。
まだまだ英語も勉強中で完璧に話せるわけではありません。
ただ、失敗を恐れず、自分からどんどん心を開いて行くことが大切だと感じています。

みんなドイツ語を学んでるので、第二言語を話すことの難しさは理解してくれます。

Meetup活用|海外で友達を作るためのおすすめイベント

さらにいろんな人と出会いたい方は、Meetupでイベントに参加することもおすすめ。

様々なイベントが開催されていますが、私は言語交換に参加しました。

言語交換のイベントとは?

自分の母国語を教える代わりに、相手の母国語を教えてもらう、という趣旨イベントです。

とはいえ、私が参加したものはもっとフランクで、
言語ごとにテーブルが分かれており、自分が話したい言語の席について、同じテーブルの参加者と話す、というイベントでした。

教えあうというよりは、好きな言語でおしゃべりを楽しみました。

イベントの探し方

私は「Meetup」という、地域のイベントやアクティビティを探すサイトを使って参加しました。

Meetup | 地域のグループ、イベント、アクティビティを探す
Meetupイベントを検索したり、グループに参加したり、自分でイベントを始めたりできます。新しい友だちを作り、同じ考えを持つ人々とつながりましょう。共通の興味を通じて地域の仲間を出会いましょう。

言語交換イベントはどんな雰囲気?怖くない?

みんなおしゃべりをしに来ているので、自分から話しかける勇気がない時でも、
誰かが話しかけてくれます。

また語学学校と同様、言語交換に来ている=みんな何かしらの言語を勉強中なので、話せない気持ちを汲んでくれます。

私が参加したイベントでは、特に勧誘されたり絡まれたりということはなかったですが、
心配な方は、最初は夫婦で行ってみるとよいかもしれません。

私も、最初は夫についてきてもらいました。

言語交換イベントで友達はできた?

スイスでは残念ながら、英語⇔日本語、ドイツ語⇔日本語の言語交換イベントは見つけられていませんが、たまたま英語テーブルで日本に留学経験のある女性に出会いました。

日本に詳しいという共通点があったため話が弾み、言語交換イベントの外でも、
一緒にクリスマスマーケットに行ったり、ミュージカルを見に行ったりしています。

ここでも、その女性が彼女の友達を紹介してくれるなど、友達の輪が広がっていくのを感じました。

最後に|多くの駐在妻が「孤独感」を抱えている

外務省が令和5年に実施した「海外における孤独・孤立に関する実態把握のための調査」の結果から、駐在妻は孤独感を感じるのに十分すぎるほど条件が揃ってしまっていることがわかります。
特に孤独感と関連が強い要因について、下記で実体験とともにご紹介します。

いくつか友達作りの方法をお伝えしましたが、簡単なように見えてとても勇気がいることです。
焦ることなく、ゆっくり進んでいきましょう。

環境要因が強すぎる!孤独感を感じるのは、あなたのせいじゃない!

孤独感と関連する要因① 収入を得られない

ある調査(※1)によると、駐在妻の方の中には帯同を機に会社を退職する人が45.2%、休職制度を取っている人は11.6%程度。
12%程度は別居で日本に残って仕事をしている方がいるので、海外に帯同している駐在妻の方の多くは収入がない状態です。

働きたくてもビザの関係で働けない場合も多いので、そう簡単には解決できない課題です。

駐在パートナーもキャリアを続けやすい世の中を切望!

孤独感と関連する要因② ヨーロッパ圏・アメリカに在住の人は孤独感が強い傾向

私はスイス在住ですが、ヨーロッパ圏やアメリカは物理的に日本からも遠く簡単には帰国できなかったり、
時差の関係から日本の家族や友人とのコミュニケーションも時間的制約があり、「今電話したい!」と思ってもなかなか突発的にはできません。

このあたりも孤独感を強めいている要因の1つなのかな、と感じています。

孤独感と関連する要因③ 現地語が話せない・英語が話せない

私はドイツ語圏に住んでいますが、これまでの人生でドイツ語に触れた機会はありませんでした。

英語も受験やテストのための勉強は人並みにしてきたものの、会話となると別問題。

みんなが盛り上がっていると、どうしても会話についていけない…と孤独を感じたり、落ち込んだりすることもあります。

この寂しさをモチベーションに英語・現地語の勉強を頑張る…と言い聞かせています。

孤独感と関連する要因④ 相談相手がいない

同じ境遇の人が周りにおらず、深い共感が得られにくいという孤独感を感じます。

この点については、現地の友達ができたことで改善したので、
勇気を出して行動してよかったな、と思っています。

孤独感と関連する要因⑤ 経済的な余裕

スイスは物価がとても高い国。

駐在員というと、お給料もとても高く優雅に暮らせる、というイメージが残っているかもしれませんが、現実的にはそうでもありません。

むしろ自分自身の収入がない、という負い目から「自由に使えるお金」は以前にも増して限られているように感じます。

負い目に感じる必要はないですが、
働いていないのに…という気持ちがどうしても芽生えてしまいます。

孤独感と関連する要因⑥ 心身の健康状態

慣れない生活、天候、食事などの外的要因から心身のバランスが崩れたり、孤独感からメンタル不調は起きやすいです。

ちょっとでも気持ちが落ち込むと孤独感が強くなる、けれど相談相手がいないという負のループにハマりがちでした。

まとめ

今回は海外での友達の作り方について、私の経験を元にご紹介しました。

慣れない海外生活では、生き抜くだけでも立派だと思っています。

そんな中、もう少し楽しい時間を過ごしたいな、友達が欲しいな、と思った方は是非参考にしてみてくださいね。