スイスの第三の都市であるバーゼルでは、
毎年11月末からクリスマスマーケットが開催されています。
大都市のチューリッヒよりも中世の雰囲気が残っており、アットホームな暖かさが魅力。
この記事では、開催日程や場所などの基本情報から、おすすめのフードなどの見どころを、
初めての方にもわかりやすくご紹介します。
バーゼルのクリスマスマーケットの特徴
実は、バーゼルのクリスマスマーケットは2021年にヨーロッパのベストクリスマスマーケットに選ばれています。
中世の雰囲気を残しているバーゼルの街並みと、各所のこだわりを感じる装飾が織りなす
景色はとっても魅力的。
特にバーゼルのクリスマスマーケットで特徴的だと感じたのは、
ユニークなクリスマス装飾たち。
クリスマスツリーや各ショップブースは
ユニークで素敵な装飾で彩られています。
その中でも特に印象に残った装飾は以下2つ!
かわいい仕掛けクリスマスツリー

Barfüsserplatzの会場には
一般的なもみの木のツリーではなく、
スイスらしい仕掛け時計ならぬ、
仕掛けクリスマスツリーが!
時間になると装飾が動き始めます。

サンタクロースが鉄棒をする様子がかわいすぎる!
屋台小屋の上でしゃべるトナカイたち

Barfüsserplatzの会場から細道に入ったところには、なんと動いてしゃべるトナカイがいる屋台があります。
みんなこのトナカイのおしゃべりに思わず足を止めていました。
開催場所&営業時間まとめ【2025年最新情報】
2025年のバーゼルのクリスマスマーケットは11/27〜12/23まで開催されます。
開催場所は3箇所です。
Münsterplatz
バーゼル大聖堂の近くで開催されているクリスマスマーケットです。
営業時間
11:00~20:30
※12/23 は11:00~18:00まで
Barfüsserplatz
仕掛け時計ならぬ、仕掛けツリーが目印のクリスマスマーケットです。
営業時間
11:00~20:30
※12/23 は11:00~20:00まで
Claraplatz
チーズフォンデュドック等の伝統料理スタンドが有名!
営業時間
11:00~20:30
※12/23 は11:00~20:00まで
バーゼルへのアクセス方法【チューリッヒ発・ストラスブール発・シュトゥットガルト発】
バーゼルはスイス・フランス・ドイツの3か国の国境あたりに位置しているので、
近隣他国のクリスマスマーケット巡りと合わせて訪れやすい点もおすすめポイント!
近隣のクリスマスマーケットが有名な都市からのアクセス方法をそれぞれご紹介します。

各国のクリスマスマーケットを訪れて、違いを比べてみるのも楽しいと思います。
チューリッヒからのアクセス
チューリッヒの中央駅からは電車で約1時間ほど。日帰りで訪れることも可能です。
フランス・ストラスブールからのアクセス
ストラスブールからは、電車で約1時間半ほどです。
ストラスブールはクリスマスツリー発祥の地としても有名で、
1570年ごろからクリスマスマーケットを開催している、古い歴史を持つことで知られています。
ドイツ・シュトゥットガルトからのアクセス
シュトゥットガルトからは、電車で2時間半から3時間ほどです。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットもヨーロッパで最古、最大のクリスマスマーケットの1つに数えられています。
バーゼルのクリスマスマーケットで食べてほしい|おすすめのドリンク・フード
ホットワイン|Glühwein
まずクリスマスマーケットといえば、
欠かせないのはホットワインです。
日本でもすでに有名になってきていますが、
ワインにスパイス等を入れて煮込んだ飲み物です。
普通のワインよりもアルコールが飛んでいて飲みやすい!

寒い中飲むあつあつのホットワインは格別です。
各クリスマスマーケットでは、
その年限定のマグカップやコップが用意されています。
飲み物の料金にはそのマグカップ分の代金が入っているので、
マグカップが不要な場合は返却すればその代金分が返却されます。
チーズフォンデュパン|スイスならではのストリートフード

フランスパンのようなハードパンの中に
たっぷりのとろとろチーズが注がれている、スイス感満載のフードです。
中のチーズはガーリックやアルコールを感じる本格的な味で、とっても美味しかったです。

ただしチーズはとっても熱いのでやけどには注意!
串刺しのお肉|長蛇の列の人気フード

数多くのお店が軒を連ねる中、
長蛇の列ができていたのがこちらの串刺し肉withパン。
とにかく巨大で肉肉しい!味はスパイスが効いていてとても美味しかったです。
パンと一緒に食べればとってもお腹いっぱいになります。
チョコレートフォンデュやソーセージ|スイスらしさ全開のフード多数
そのほかにも、チョコレートフォンデュや、
チーズがけソーセージ等、スイスらしいお店がたくさん出店されています。


マーケットで買えるかわいい雑貨&お土産

ヨーロッパのクリスマスマーケットでは、
かわいいオーナメントや手作りグッズなども
たくさん販売されています。

旅行の思い出としていくつか購入してみてはいかがでしょうか。
クリスマスマーケット内での支払い方法
大きな会場ではカード決済がメインです。
混雑しているお店もあるので、
スムーズなお会計のためにもカード決済が便利です。
防寒対策はしっかりと
クリスマスシーズンのバーゼルの平均最高気温は6度ほどと厳しい寒さです。
特にクリスマスマーケットは屋外なので、
防寒対策はしっかりしておくことをおすすめします。
私がスイスで長時間外にいるときの服装は以下の通りです。
- 手袋(ユニクロのヒートテック)
- 極暖ヒートテック
- ニット
- ヒートテックレギンス
- ウルトラライトダウン
- ダウンジャケット
- マフラー
- ニット帽
個人的な見解ですが、スイスで暮らしている皆さんの服装は「防寒第一」で、
寒さを我慢しておしゃれをする、というような方は少ないのかなと感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はスイス・バーゼルのクリスマスマーケットをご紹介しました。
バーゼルならではのクリスマス装飾やスイスらしさ満点のフード、素敵なクラフト雑貨を
楽しめる素敵なクリスマスマーケットです。
また、他の国のクリスマスマーケットとも一緒に巡れるのも嬉しいポイント。
是非冬にスイスを訪れる方は、
バーゼルのクリスマスマーケットもリストに追加してみてくださいね。
バーゼルクリスマスマーケット公式サイトはこちらから
チューリッヒのクリスマスマーケット情報はこちらの記事でまとめているので、
是非こちらも参考にしてみてください!


