2024年11月初旬にスペイン・ポルトガル旅行に行ってきました。
スペイン・ポルトガルといえば、
美味しいグルメに美しい建築物、陽気な人々、と魅力たっぷり。
いつか絶対に行きたいなと思っていた国でした。
しかも今はスイスに住んでいるので、特に海鮮と太陽が恋しい…
そんなこんなで、今回念願叶って9日間滞在してきたので、
その旅行記を綴っていきたいと思います。
今回はスペイン・バルセロナ観光①ブケリア市場編です。
天国|「ブケリア市場」で食べ歩き
一番最初に訪れた観光地であり、スペイン最初の食事に胸が高鳴ります。
アーケードをくぐると、まず目に入ってくるのは山積みのフルーツ。
旅行中は野菜やフルーツ不足になりがちなのでありがたい!
私は苺×マンゴーのジュースを注文。夫はバナナ×オレンジでした。
お互い好きなものが如実にわかる選択。
味は素材の味でとっても美味しい!
目隠しをしても何が入っているか当てられるほど、果物本来の味がしました。
ジュースというより、苺とマンゴーをそのまま食べた気分
お次は名物生ハム!
ハムとチーズがセットになっていて、生ハムの種類がいくつか選べるようになっていました。
もちろん選ばれたのは「イベリコ豚」。
言わずもがな、今まで食べていた生ハムの中で一番おいしかったです。
ほかの生ハムより脂が乗っていて、しかもその脂の甘さたるや!
お腹が空いていたこともあり、パクパクと食べてしまいました。
続いては生牡蠣。
スイスには海がないので、フレッシュな生牡蠣なんて食べられません。
仮にあったとしてもかなりお値段は張るでしょう…
(スイスでお財布に優しいものなんて見つけられませんが。)
日本に住んでいるときにはよく食べていたので、恋しくて夫と2つずつ食べました。
日本では牡蠣はミルキーでとろけるような濃厚な味わいですが、
スペインの牡蠣はむしろぷりぷりで弾力がありました。
もちろん独特の磯の香りや味わいは牡蠣そのもの。
久しぶりに生の海鮮を食べられて幸せでした。
フレッシュなものが続いたので、なんだか揚げ物が食べたい口に。
ぐるぐる歩いているとタコのから揚げを発見。
これも日本の居酒屋でよく注文してたやつ!
揚げたてではなかったものの、
奥の電子レンジらしきもので、ちょっとだけ温めてくれました。
ちょっと塩味が効きすぎかな~とも思いましたが、これは絶対ビールに合うお味!
そのあと炭水化物も食べたいね、ということでスパイシーチキンブリトーを注文。
(写真がなくてすみません!)
いたるところで売られていたのでスペイン料理なのかな?
と思っていたらメキシコ料理。
いや、冷静に考えたら常識だった。
お腹空いていたから気づかなかっただけ、ということに
ブリトーは具だくさんで食べ応え抜群!
味も濃すぎず、スパイシーすぎず、どこか馴染みのある安定の美味しさでした。
次に予定していたサン・パウ病院の受付時間が迫っていたので
1時間程度の駆け足滞在でしたが、
おいしいものを食べてエネルギーチャージができました。
悲報|最寄りの地下鉄駅にて、Holaカードで改札に入れない
サン・パウ病院に向かうため地下鉄に乗ろうとしたとき
逆方向の改札に入ってしまった私たち。
なんとブケリア市場の最寄りの地下鉄駅は、
上下線で改札が異なり、改札内でつながっていないのです。
正しい改札に入りなおそうとするも、エラーで入れない。
駅員さんはおらず、ヘルプボタンで会話するも英語通じず。
せっかく2日間乗り放題のHolaカードを買ったのに、切符を買いなおすしかないのか…
と諦めかけていたところ、
ダメ元でもう一回タッチしてみるとなんと入れた!
ほとんどの駅は改札内でつながっていますが、
もしかしたら他にもあるかもしれません!
もし同じようなエラーに遭遇してしまったら、
少し待ってから再チャレンジしてみてください!
地獄|30時間後…食中毒で倒れる
そしてバルセロナ滞在も終わりを迎えた日の夜。
(ブケリア市場に行った日の翌日です)
全然食欲がわかず、なんだかちょっと体が重い。
その日のお昼に食べた牛肉×フォアグラのピンチョスが結構重かったし、
旅の疲れが出ているのかな、と思ったのも束の間。
とんでもない寒気と吐き気、めまいに襲われて、立っていられない。
そしてその6時間後、夫もダウン。
その後丸2日間は寝て過ごし、予定していたマドリード観光が丸っと飛びました。
勝手のわからない国での体調不良はかなりきつかったです。
食べられたのはカットフルーツとアクエリアスのみ…
スペインでアクエリアスを見つけられたのは不幸中の幸いでした。
おそらく、食あたりだと思います。
(牡蠣かなぁ、病院に行っていないので断定はできないけれど…)
日本であたったことがなかったので油断していましたが、
海外にいる、ということを忘れてはいけませんね。
もちろん海外だからといって管理がきちんとされていない、
ということではなく、運が悪かっただけ、だとは思いますが…
皆さんも海外の市場で食事を楽しむ際は、
そのあとの旅程とリスクを照らし合わせながら、食べるものを決めてもよいかもしれません。
以上ブケリア市場での天国と地獄の体験でした。