
海外生活中に梅干しが食べたいけど、なかなか手に入らない…
そんな方に朗報です!
実はヨーロッパで手に入る「ルバーブ」を使って簡単に「練り梅」が作れるんです。
今回は参考にしたレシピや注意点、作ってみた感想をご紹介します!
海外生活で梅干しが恋しい方は、是非参考にしてみてください
ルバーブとは?

春になると、突如スーパーのフルーツコーナーに現れる謎の植物、ルバーブ。
強いていうならセロリのような見た目ですが、味は全然想像できないですよね。
ルバーブとはシベリア原産のタデ科の植物で、赤い茎に大きな葉っぱが特徴的な野菜です。
この野菜には食物繊維やビタミンなどが豊富に含まれており、
腸内環境を整えるのにもおすすめな食材なんだとか。

海外では腸活食材が手に入りづらいから嬉しい!
日本ではあまり見かけませんが、
肉食の食生活がメインだった西洋では昔から食べられていたようです。
そのまま食べるととっても酸っぱいので、
ヨーロッパでは甘いジャムにしたり、ルバーブケーキにして食べられています。
ちなみにスイスでは、季節限定の「ルバーブヨーグルト」を見つけました!


味は桃ヨーグルトっぽさを感じました!
ルバーブ練り梅のレシピ
元々とっても酸っぱいルバーブは、梅の代替品にピッタリ!
作り方はとっても簡単で、30~40分くらいで完成しました。
今回はこちらのレシピを参考にしました。
準備するもの
材料はたったの2つ!
- ルバーブ 100g
- 塩 小さじ1
100gあたり小さじ1の割合であれば、もっとたくさんの量を作ることも可能です!
STEP 1 よく洗って葉を取り除く(所要時間:5分)
特に皮をむいたりはしないので、しっかりと洗います。
また、ルバーブの葉の部分にはシュウ酸が多く含まれているので取り除きます。
STEP 2 茎を細かく切って鍋に入れ、塩もみをする。(所要時間:10分)

厚さ1cm程度に切って、鍋に入れます。
その後、お塩を入れて水気がしっかり出てくるまで塩もみをしていきます。
STEP 3 中火にかけて煮詰める(所要時間:20分)

塩もみで出てきた水は捨てずに、そのまま中火にかけます。
焦げないようにかき混ぜながら煮込んでいきます。
途中で弱火にするとGOOD!
最初は繊維質で固めですが、
ことこと煮込んでいるうちにだんだん柔らかくなってくるので
木べらでつぶしながらさらに煮込んでいきます。
各ご家庭のコンロの火力にもよりますが、
私は20分程度煮詰めました。
STEP 4 強火で水分を飛ばして完成
ルバーブがトロトロになるまで煮詰めたら、最後は火を強めて水分を飛ばして完成です。
ルバーブ練り梅の保存方法

すぐに消費する場合は、タッパーやガラス瓶に入れて冷蔵を
長持ちさせたい場合は、ジップロックなどに入れて平たくして冷凍することを
おすすめします!
我が家ではジップロックで冷凍保存し、使う分だけ折って使っています。

冷凍前にお箸などでくぼみを作っておくと割りやすい!
塩分濃度が高いからか、カチコチに固まることはないので取り出しやすいです。
とくに前もって解凍などはすることなく使えます◎
ルバーブ練り梅の味の感想
甘さは全くない、昔懐かしいしょっぱい梅干しの味がします!
ごはんと一緒に食べるのはもちろん、蒸し鶏と和えたり、
パスタに入れて和風パスタを作ったりと、とっても使い勝手がよくて大満足◎
まとめ
今回はルバーブで練り梅を作る再現レシピを紹介しました。
材料もルバーブと塩だけ、工程もシンプルなのでとっても簡単に作れます。
マンネリ化しがちな海外生活の食事の味変になるので、
梅味が好きな人には是非作って欲しい一品です。
気になった方は是非作ってみてくださいね!