スイス ベルン観光モデルコース|世界遺産の旧市街・おすすめスポット・ランチをご紹介!

ヨーロッパ旅行

スイス旅行でヨーロッパの街並みを楽しみたい方におすすめなのが、首都ベルン

ベルンは、世界遺産に登録された美しい旧市街が魅力の街。
コンパクトながら見どころ満載で、半日〜1日でしっかり楽しめます!

この記事では、実際に観光して感じた
ベルンのおすすめモデルコースを詳しくご紹介します。

【半日〜1日で巡る】ベルン観光おすすめモデルコース

首都ベルンはコンパクトな街なので、
半日から1日あれば有名な観光名所を巡ることができます

9:00 スイス連邦院と広場で朝散歩

朝は観光客も少なく、現地の方に混ざってゆっくり朝の散歩を楽しむことができます。

天気がよければ、連邦院の裏の広場からはアルプスの山々が連なる景色を見れます。

この日は朝もやで見えづらかったので、
夕方再チャレンジしたところ、遠くにアルプスの絶景を望むことができました。

10:00 ベルン大聖堂付近での朝市でお買い物

ベルン大聖堂まで続く通りでは、火曜日と土曜日に朝市が開催されています。

パンやチーズをはじめ、野菜やお肉、魚まで食品が中心に揃っていました。

地元の人が食品の買い出しに来ているようで、とても活気に溢れていました。

10:30 ベルン大聖堂見学

スイス最大規模を誇る後期ゴシック建築の大聖堂です。

私が訪れたのは土曜日の朝でしたが、
混雑しておらず、聖堂内でゆっくりと過ごすことができました。

こちらの大聖堂には大きなパイプオルガンがありましたが、
私たちは偶然にもその練習を聞くことができて、とても貴重な体験をしました。

1100ベーレングラーベンで熊を観察

ベルンは州の旗にもクマが描かれているほどクマが有名。

このベーレングラーベンでは、現在クマが3頭程飼育されており、運が良ければのびのびしたクマに出会えます。

私たちは3月に行ったのでまだ冬眠中だったのか、
出会うことはできませんでした。

この公園は美しいアーレ川沿いで、川の奥にはベルン大聖堂を中心とした美しいベルンの市街地の風景を楽しむことができます。

川を眺めているだけでも気持ちよく、個人的にここからの景色が一番のお気に入りでした。

11:30 アーレ川のほとりでフランス料理ランチ

ベーレングラーベンからほど近い、「Brasserie Bärengraben」でおいしいフランス料理を楽しめます。

スイスではお昼の時間が12時より少し遅めなのか、11時40分ぐらいに入ったところ
まだお客さんもおらず、すんなり入ることができました。

その後続々とお客さんが来店しており、レストランを出るころには満席だったので、
少し早めに行くことをおすすめします!

私が食べたのはレバーのマスタード煮込み。
マスタード煮込みといえど辛さはほとんどなく、レバーの独特のじゃりじゃりとした食感や臭みもなくて食べやすかったです。

メインの食事の付け合わせとしてジャガイモの種類を聞かれますが、
スイスでの食事なら、ジャガイモのパンケーキ「レシュティ」をチョイスするのがおすすめです。

このレストランでは食事量がそこまで多くないので、
ヨーロッパのレストランでありがちな「後半苦しくなる…」ということはありませんでした。

14:00 ベルン市街地の目玉|ヨーロッパで一番長いショッピングアーケード街

ベルンにはヨーロッパで一番長いアーケードがあり、洋服や雑貨、チョコレートなどショッピングが楽しめます。

私が訪れた日は、後ほど紹介するカーニバルがあったのであまりゆっくり回れませんでしたが、
可愛い雑貨屋さんやセカンドハウスのお店もたくさん。

そんな中、ベルンで一番古いチョコレート屋さんでチョコケーキを購入。

カヌレだと思って注文したら、まさかのチョコケーキ!

そのほかノーマルなチョコレートも1個から販売されているので、
チョコレート好きの方には特におすすめです。

15:00 ベルンのシンボル|時計塔Zeitglockenturm(ツィットグロッケ)

ベルンのショッピングアーケード内にあるベルンのシンボル、ツィットグロッケです。

この時計台は800年の年月の中で、役割が変わったり、改修を重ねたりしながら現在の形になった歴史のある建造物です。

この時計はからくり時計なので、正時(12:00、13:00など)の前後2〜3分間に鶏や熊が出てきて、踊ったり動いたりする様子を楽しむことができます。

2~3月にベルンを訪れるなら、スイス三大カーニバルの見学もおすすめ

私たちが訪れた日は、スイスの三大カーニバルの1つであるベルン・ファスナハトの開催日でした。

「灰の水曜日」の後の木曜日から土曜日まで開催されるカーニバルで、
たくさんの人が仮装して楽器を演奏したり、ダンスをしたりしながら街を行進するというイベントです。

仮装のクオリティがかなり高く、本気度を感じる…!

大人も子どもも大勢集まる楽しいカーニバル。
数人柵の外に出ている人も散見されましたが、治安が悪そう、などという怖さはありませんでした。

とはいえ、人出がかなり多いイベントなので貴重品や身の回りには気を付けておきましょう!

ベルン観光Q&A

ベルン観光は何月がおすすめ?

ベーレングラーベンで熊をしっかり観察したい場合は、冬眠明けがおすすめ!

また、ベーレングラーベンの近くにある「ローゼンガルテン・ベルン」では初夏になると、色とりどりのバラを楽しむことができるので、初夏あたりがおすすめです。

記事の後半でご紹介したカーニバル「ベルン・ファスナハト」を訪れたい方は、
灰の水曜日(復活祭の日から6週間半前の水曜日)の後の木曜日~土曜日を狙いましょう。

ベルン旧市街のアクセス方法は?

スイスの玄関口、チューリッヒからは電車で1時間強です。
ベルン市街地はコンパクトなので、公共交通機関を使わず徒歩で歩いて回れます。

ベルンでは英語は通じる?観光の際の注意点は?

ベルンはドイツ語圏ですが、中心街で英語は通じます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は1日でスイスの首都ベルンを巡るモデルコースをご紹介しました。

以下に簡単にまとめたので、ベルン観光を予定している方は是非参考にしてみてくださいね!

  • 9:00 スイス連邦院と広場で朝散歩
  • 10:00 ベルン大聖堂付近での朝市でお買い物(火曜・土曜限定!)
  • 11:00ベーレングラーベンで熊を観察(冬眠明けの春~夏がおすすめ)
  • 11:30 川のほとりでフランス料理ランチ
  • 14:00 ベルン市街地の目玉|ヨーロッパで一番長いショッピングアーケード街を散策
  • 15:00 ベルンのシンボル|時計塔Zeitglockenturm(ツィットグロッケ)を見学