ベネチアでは、イカ墨パスタやティラミスなどの名物料理が目白押し!
おいしいご飯がたくさんあるので、
何を食べたらいいか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、筆者がベネチア旅行で
実際に食べて美味しかったごはんやデザートをご紹介していきます!
ベネチア旅行の食事選びの際に、是非参考にしてみてください。
ベネチアの名物料理・食文化って?

ベネチアはアドリア海に面していることもあり、魚介料理が豊富!
レストランでは特に、イカや貝類を使った料理をよく見かけました。
また、日本でも馴染みが深い
「イカ墨パスタ」や「ティラミス」。
実はベネチア発祥といわれています。

発祥と聞くと、無性にその地域で
食べたくなってしまいますよね!
さらにお酒の文化に関しては、
「バーカロ文化」があり、これもベネチアならではなんだそう。
ワインとちょっとしたおつまみ(チケッティ)を気軽に楽しむお店が街中に多数あり、
数店舗はしご酒なんかをしても楽しそうです。
ベネチアで食べたいおすすめの名物料理
ここからは、筆者が夫と2人で実際に食べた料理を紹介します。
どれもとっても美味しかったので、是非参考にしてみてください。
テイクアウトショップ気軽に買える|本場のピザランチ

ベネチア旅行の初日、最初の食事はテイクアウトピザ!
少し急いでいたので、簡単に食べられるものを、と思いチョイス。
シンプルなマルゲリータとハムがのったカプリチョーザを注文。
一切れずつから注文可能でした。
シンプルな味付けながらも、具材のうまみが
凝縮されていてとっても美味しかったです。
トマトやチーズ、小麦など
素材がいいんだろうなぁ、と感じる味でした。
一切れのサイズは大きいですが、
ピザ生地が薄いのであっという間に食べてしまいました。
場所:Pizzería Sansovino
発祥の地ベネチアで味わう|本場のイカ墨パスタ

初日のディナーでは、ベネチア旅行での王道「イカ墨パスタ」に挑戦!
見た目のとっつきにくさとは裏腹に、
イカのうまみが詰まった激うまパスタ。

発祥の地ということで、ここで食べないわけにはいきません。
具材はシンプルにイカのみでしたが、
これがかなり美味しかったです。
魚介のうまみはしっかりありつつ、
嫌な生臭さは全くなし。
濃厚なソースに絡んだ太麺パスタがボリューミーでしたが、
なんだかんだペロリと食べ切ってしまいました。
今回訪れたお店は路地の中にも関わらず人気店で、お店の前には長蛇の列ができていました。
Googleから簡単に予約ができるので、
予約していくことをおすすめします。
人気店ということもあり、値段は少し高めですが味や雰囲気には大満足でした。
また、ウェイターの方の中には日本語が少しできる方もいらっしゃって、
とても暖かいサービスを受けたことも印象的でした。
場所:La Piazza
素材のうまみがぎゅっと凝縮|魚介のトマト煮込み

上記のイカ墨パスタと同じお店で食べた、
魚介のトマト煮込みです。
イタリアや、現在生活しているスイスでは
トマトの味が日本より濃く、
うまみ成分が多いのではないか!?と感じるほど、トマトそのものが美味しいです。
そんなトマトとイカや貝が一緒に煮込まれた料理は、シンプルながらもとっても美味しかったです。
場所:同上
新鮮な魚介の芳醇なうまみを味わう|魚介パスタ

ベネチアでは魚介が有名なので、
もうひとつのパスタも魚介がごろごろ入った贅沢パスタをチョイス。
こちらはトマトベースではないので、
トマト煮込みと味が被ることなく楽しめます。
オリーブオイルと塩と魚介のシンプルな味わいでしたが、
ほかの料理と同様に味付けが絶妙で、
塩辛過ぎることもなく、日本人の口に合いやすい味だと感じました。
パスタ麺はやっぱり極太でした。
場所:同上
ベネチアで見つけた|まるで日本のふわふわサンドイッチ

2日目の朝ごはんには、
ふと目に入ったお店でサンドイッチをテイクアウト。
ヨーロッパでは、フランスパンのようなハードタイプのパンが主流ですが、
ベネチアには、日本人に馴染みがあるふわふわ食パンがあります。
そんなパンで作られたサンドイッチ(Tramezzino) が楽しめます。

旅行中ちょっと胃が疲れたり、日本食が恋しくなったときもピッタリ!
ハムや卵、ツナ等馴染みのある具材のサンドイッチが並んでいましたが、
私はツナたまごを食べてみました!
ツナはオリーブオイルと塩(もしかしたらスパイスも?)で味付けされていて、
さっぱり食べられました。
場所:ふらっと見つけたところで買ってしまい、失念しました…
ブラーノ島のミシュランレストランで堪能|濃厚リゾット

2日目は、ブラーノ島で見つけた
かわいい外観のお店でランチ。
入る時には意識していませんでしたが、
ミシュランレストランでした。

スコールに遭ってあわてて入りましたが大正解のレストランでした◎
こちらのお店はリゾットが名物ということで、サラダと一緒にいただきました。
※リゾットは二人前からの注文となっています。

シンプルなリゾットでしたが、バターのよい香りが印象的でとても濃厚で美味しかったです。
サラダも新鮮で、オリーブオイルとバルサミコ酢、塩で食べるというイタリアンスタイル。
イタリアらしさにワクワクしながら食事を楽しめました。

ただ、個人的には少し味が濃いめに感じ、一人前を完食することはできませんでした…
サービスはとても行き届いていて、とても丁寧な接客をしていただけました。
ちょっとリッチなランチではありますが、料理・接客ともに大満足な時間を過ごしました。
場所:Riva Rosa
イタリアの夏といえば!|アペロールスプリッツとチケッティ

2日目のディナーは軽めに済ませたくて、
フィンガーフード(チケッティ)を軽くつまみながら、アペロールスプリッツを楽しむ、
イタリアンスタイルを楽しみました。
アペロールスプリッツは、イタリア生まれの
オレンジ色がきれいなリキュールをプロセッコ(スパークリングワイン)で割った夏にぴったりな飲み物。
オレンジの甘さとハーブのほんの少しの苦みがアクセントになっている、
のど越しがすっきりした味わいです。

イタリアはもちろん、スイスでも夏になるとみんなテラスでアペロールスプリッツを飲みながらおしゃべりしています。
フィンガーフードはいろいろな種類から選べますが、
私たちはお酒と2つのフィンガーフードがセットで14€になる
おまかせセットを注文しました。
お肉やお魚が入るけれど良いかの確認や、
ベジタリアンメニューにもできる旨も伝えてくれるので、
苦手なものがある人はあらかじめ伝えることもできます。
全体的に馴染みのある味わいで、
どれも食べやすかったです。
場所:Terrazza Aperol – Venezia
ベネチアで食べたいおすすめのイタリアンスイーツ
続いてはスイーツ編です。
イタリアのスイーツはどれもハイクオリティで美味しい!こちらも見逃せません。
実はベネチアが本場|ちょうどいい甘さのティラミス

ティラミスがイタリア発祥なのはご存じの方も多いと思いますが、
その中でもベネチアが発祥って知っていましたか?

私は旅行中に初めて知りました!
今回はティラミス専門店でテイクアウトして
ホテルで食べました。
夫が買ってきてくれましたが、
レギュラーとピスタチオの2種類をチョイスしてくれました。

レギュラーの方は、マスカルポーネクリームが甘すぎず、
思いのほかさっぱりとした味わいでした。
また、生地にはたっぷりのエスプレッソがしみており、スプーンで押すとじゅわっとコーヒーがあふれてくるほど。
クリームも甘すぎず、しっかりとコーヒーの苦みも感じられるので、
あまりたくさんの甘いものは食べられない私でもペロリと食べ終えました。
ピスタチオの方は、ピスタチオの風味がとっても濃くより濃厚な味わいでした。
レギュラーよりは少しもったりとした舌触りで、ピスタチオ好きさんは見逃せない逸品です。
場所:I Tre Mercanti
私史上一番美味しい|濃厚激うまジェラート

イタリアといえばジェラート!
特に夏の観光では絶対外せないスイーツです。
ベネチアにもたくさんのジェラート屋さんが軒を連ねていますが、
その中でもイチオシなのが「SUSO」のジェラートです。
観光客でいつも賑わっている大人気のジェラテリアです。
とっても人気なのにもかかわらず、
店舗はベネチアのみ。
ベネチアでしか食べられない貴重なジェラートです。
たくさんのフレーバーから選ぶことができますが、どれも美味しそうで決められません。

普段はシングルしか食べませんが、今回は決められずにダブルに!
悩みに悩んだ結果、
私はミックスベリーとオペラを、
夫はレモンとクッキーを注文しました。
一口食べただけで、感動的な美味しさ!
オペラは、チョコレートとヘーゼルナッツクリームがふんだんに使われており
甘くて濃厚な味わいで、ベリーのさっぱりとしたフレーバーとのバランスが最高!
夫のレモン×クッキーも同様に、
それぞれがおいしいのはもちろん、
さっぱり×濃厚な味わいの組み合わせが絶妙でした。
現在暮らしているスイスも乳製品が有名で多くのジェラートを食べていますが、
今のところ群を抜いて美味しいジェラートはSUSOだと言い切れます。
場所:SUSO
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は私が1泊2日のベネチア旅行で食べた料理やスイーツをご紹介しました。
海外の料理は味が濃すぎたり、甘すぎたりと
日本人の口に合わないこともありますが、
ベネチアで食べたもののほとんどは、日本人の好みにも合う味だなぁと感じました。
どれもベネチア旅行でぜひ試してほしいものばかり。
是非旅行計画の参考にして、ベネチアを存分に楽しんでください。